【テクニカル分析】FX投資での一目均衡表の使い方

 

FXで将来の値動きを予想するための方法としてテクニカル指標が用いられその種類は数多くありますが、その中の一つが「一目均衡表」です。

 

これはもともと株式市場において重用されていたテクニカル指標で、日本人によって考案されたものでありながら現在では世界中の株式投資家と為替投資家に使われています。

 

一目均衡表は時間の経過と値動きを複数のラインと雲という形状で表し、そのラインと雲によって将来の為替レートを予測するという考え方です。

 

ほかのテクニカル指標と比べると複雑ですが、上手に活用できるようになると値動き予測の精度を高めることが可能です。

 

 

一目均衡表の要旨

 

一目均衡表を構成する要素は6つありあります。

  1. 転換線
  2. 基準線
  3. 先行スパン1
  4. 先行スパン2
  5. 遅行スパン

 

現時点から過去の値動きを元に決められるのが、転換線と基準線および先行スパン2と遅行スパンで、現時点より先の値動きを予想するのが先行スパン1と雲です。

 

これらの要素をすべて理解して自分で表を書けるようになることは非常に難しいですが、その必要はありません。取引ツールで一目均衡表をチャートに設定するとこれだけのラインが自動的に表示されるので、あとは使い方をマスターすれば良いのです。

 

それぞれの要素がどう動いたらどういった値動きになることが予想されるのかということを覚え、FX取引に活かすことが大切です。

 

 

重要なサインは転換線と基準線のクロス

 

最も基本的な見方が、転換線と基準線のクロスです。

 

転換線が基準線を下から上に抜くことを好転と呼び、逆に基準線が転換線を下から上に抜くことを逆転と呼びます。

 

このクロスが起きると値動きの均衡が崩れたシグナルになり、好転の場合は為替レートが上昇することが予想され、逆転の場合は下落することが予想されます。

 

 

雲のブレイクは最も使わているシグナル

 

また、現在表示している為替レートの足が雲を抜けた時も均衡が崩れるシグナルです。

 

雲は先行スパン1と先行スパン2に囲まれた部分なので、雲の上部分と下部分が為替レートの動きを阻む抵抗帯になっているのです。

 

つまり、雲の中に入っていた足が雲から飛び出すときは抵抗帯を抜けるほどの勢いを持っていることになり、足が雲の上限から出たときはさらなる上昇が期待でき、足が雲の下限から出たときは勢いを増して下がっていくことが予想されます。

 

そして、為替レートの足が一目均衡表の中で唯一独立して動いている遅行スパンとクロスしたときも均衡が崩れる状況にあります。

 

遅行スパンがローソク足を下から上に抜けば為替レートが上昇し、その逆のクロスであれば為替レートの下落が起こる状況だと判断できるのです。

 

 

まとめ

 

一目均衡表はFXで用いられるテクニカル指標の中でも構成要素が多く、使いこなすためには十分な訓練が必要です。

 

まずは基本的な使い方をマスターし、為替レートの動きに合わせて運用できるように経験を積むことで徐々に本質が分かり、より有効に活用することが出来るようになるのです。

 

また、分かりにくい場合はすべてを一度に理解しようとするのではなく、特徴である雲に注目すると一目均衡表の特性が掴みやすくなります。